もし俺が浮気をしたなら彼は一体どうするだろう





―皆守甲太郎の場合―

皆守
「果てろ」
九耀「いきなり上段蹴りは勘弁してください本気で!って、痛い!痛いから!本気で痛いから的確に頚椎狙ってくるのはやめてー!!」





―取手鎌治の場合―

取手「……ううん、はっちゃんは全然悪くないんだよ。僕なんかには勿体無いほど素敵な人だから、色んな人が放っておかないことなんて考えればすぐにわかることだし、僕よりいい人はたくさんいるんだから、止めることなんて出来るはずがないよ。むしろ僕なんかがはっちゃんの彼氏だってこと自体、身分違いのおこがましいことなんだ。本当にごめん、僕みたいに根暗で手足ばっかり長い奴なんて傍にいたって迷惑で目障りでオマケに鬱陶しいだけだよね……ごめん、ごめんね……こんな僕なんかに今までつき合わせちゃって……(すすり泣き)」
九耀「いや、そこまでネガティブに走らなくても……っていうか既に別れ話?間接的に別れ話かコレ!?ああ、泣かないでよ鎌治。自分を卑下するのもやめてよ。鎌治は十分魅力的なんだから。ね?俺が悪かったから、何回でも謝るから、もう二度としないって誓うから泣かないでよお願い別れるなんて言わないでー!(焦)」





―神鳳充の場合―

九耀
「全面的に私が悪うございましたもうしません許してください……」
神鳳「おや、私はまだ何もしてませんが?(微笑)」










九耀「……夷澤。結婚しよう」
夷澤「い、いきなり何言ってんすか先輩!?(赤面&焦)」